「木の家」は家づくりにどんなメリット・デメリットがあるのか徹底解説

「木の家」は家づくりにどんなメリット・デメリットがあるのか徹底解説 こだわりの家づくり

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逆瀬川駅周辺の不動産をお探しの方の中には、自然の多い西宮市の環境にぴったり合う「木の家」にしたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「木の家」というのは、家づくりの方向性のひとつです。

木の家には、他の素材にはない魅力がありますが、同時に注意点もあります。木の家を選ぶときには、そのメリットとデメリットをしっかりと理解しておく必要があります。理解していないと、家が完成した後になって後悔することになるかもしれないからです。

そこで今回は、「木の家」の家づくりではどんな木材が使用されるのかということから、木の家のメリット・デメリットについても解説します。

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日本の一戸建ては木造住宅が多い!

日本の一戸建ては木造住宅が多い!

そもそも、日本の戸建て住宅は「木造住宅」が多く見られ、9割以上が木造住宅であるという調査結果もあります。

日本には山林が多いことで木材が豊富に調達でき、古くから寺社仏閣も木造建築で建てられていたことから一般住宅としても木造住宅が浸透しました。

逆に、石材やレンガなどを使用した住宅は、日本ではあまり浸透していません。

一口に木造住宅といっても建築方法に違いがあり、日本古来からの工法である「木造軸組工法(在来工法)」と、北米から入ってきた技術である「ツーバイフォー工法」という2種類がの建築工法があります。

木造軸組工法は、まず柱を立ててから梁を水平に渡して骨組みを構築し、筋交いを斜めに入れることで補強する工法であり、軸で支えている仕組みとなっています。

一方でツーバイフォー工法は、2インチ×4インチの角材と木製パネルを接合したパネルを組みたてることで壁や床、天井をつくり、面で支える仕組みとなっている工法です。

戸建て住宅だけでなくアパートも木造で作られているところが多く、多くのハウスメーカーで取扱いのある日本における主流の建築工法であるといえます。

木造住宅にはさまざまなメリットがありますが、一方でデメリットも少なくありませんので、これから家づくりを検討されている方は木造住宅のメリットだけでなくデメリットについても深く理解し、両方を理解したうえで木造住宅にするかどうかを決めることをおすすめします。

木の家に使用される木材の種類

木の家に使用される木材の種類

一口に木造住宅の建材といっても、さまざまな種類の木材が使用されています。

木造住宅に使用される木材は、大きく分けると「集成材」と「無垢材」の2種類があります。

集成材

「集成材」は、製材した小さな木の板や小角材を繊維方向に揃えてから接着剤で貼り合わせて成型した木材のことです。

規格化されており、強度の高さや寸法が安定していること、反りなどの変形が起こりにくいという特徴があります。

建築時には施工しやすいという特徴があり、建築当初がとくに強度が出やすいタイミングとなります。

無垢材と比較すると安い価格で調達しやすいという特徴がありますが、「建築当初が強度が出やすい」という特徴ゆえに経年劣化を起こしやすいという点は無視できません。

無垢材

「無垢材」は、伐採した丸太からそのまま切り出された木材のことで、一般的に「木の家」に使われている建材はこちらになります。

木材そのものの香りを楽しめるだけでなく、木材ゆえに獲得している調湿作用により、家の中の湿度を適度な状態に保つことができます。

また、時間が経過して乾燥が進むことにより、木材としての強度が強くなるのも無垢材の特徴のひとつです。

さらに、集成材のように接着剤を使用していないため、接着剤の成分に由来するシックハウス症候群のリスクがありません。

一方で「生きた素材」であるがゆえに木材ごとに個体差があり施工の難易度が高まるだけでなく、集成材と比較すると調達にコストがかかりやすいというデメリットがあります。

木の家のメリット

木の家を建てる目的で家づくりを進めることには、以下のようなメリットがあります。

調湿作用で快適

木の家の1つ目のメリットは「調湿作用による快適さ」にあります。

調湿作用とは、室内の空気が乾燥しているときは木材から水分を放出して湿度を高め、逆に湿度が高いときには水分を吸収して湿度を下げる性質のことです。

木の家は調湿性に優れており、湿度の高い夏でも室内の空気がカラっとしていて、乾燥しがちな冬では乾燥が抑えられるので快適に過ごすことができます。

また、過度な湿度を抑える作用はカビやダニなど、高湿度によりリスクの高まるこれらの増殖を防ぐことにより、健康的な生活も確保できるのです。

断熱性により快適

木の家の2つ目のメリットは「断熱性による快適さ」にあります。

木材は、鉄やコンクリートといった素材よりも熱伝導率が低いという特徴があるのです。

そのため木の家は外の温度が伝わりにくくなり、夏は涼しく感じられ、冬は暖かい環境が得られやすくなります。

また、それにより冷暖房の使用頻度が抑えられることによって、冷暖房による光熱費がそこまでかからないというメリットもあるのです。

火に強い

木の家の3つ目のメリットは「火に強い」ことが挙げられます。

もちろん、全く燃えないというわけではないのですが、木は火にさらされても表面に炭化層が形成されることで、内部への酸素供給が絶たれるので中心部まではなかなか燃えないという特徴があるのです。

一方で鉄骨住宅の場合だと、鉄骨はある程度の熱量を帯びると一気に耐久性が低下してしまうため、火災時に崩れ落ちてしまう時間が短くなってしまいます。

結果、木の家は仮に火災が発生してもなかなか崩れ落ちず、避難までに十分な時間を稼げることで住人の命を守ることにつながるのです。

衝撃や音を吸収する

木の家の4つ目のメリットは「衝撃や音を吸収する」ことにあります。

木材は種類により異なりますが、衝撃を吸収する作用があることから歩行時に足が疲れにくいという特徴があるのです。

また、音を吸収する性質も強いため、生活音が反響しにくくなり、生活音が気になりにくくなるでしょう。

リラックスできる

木の家の5つ目のメリットは「リラックスできる」ことにあります。

木の家に使用されている木材からは、自然な木の香りが発生しているのです。

まるで森林浴をしているかのような雰囲気になり、日常的にリラックスできることによりストレスを溜めこみにくい生活を送ることができます。

木の家のデメリット

上記のようなメリットがある木の家の家づくりですが、以下のデメリットがあることも念頭に置いて計画する必要があります。

カビやシロアリなどの被害

木の家の1つ目のデメリットは「カビやシロアリなどの被害」です。

天然の木材は合成されたものよりもカビやシロアリの被害を受けやすくなっており、湿度が一定に保たれていることでシロアリが繁殖しやすく、ネズミや昆虫などに食い荒らされるリスクが高まります。

木の家を建てるにあたっては、シロアリ点検や薬剤散布などを実施して、こまめなメンテナンスしてカビやシロアリなどに対策することが重要です。

木材が変形してしまう

木の家の2つ目のデメリットは「木材が変形してしまう」ことです。

高い調湿性を持つ木材は、湿気を吸収・放出するたびに膨らんだり縮んだりして変形します。

木の家を建てるにあたってはこの性質を十分に理解したうえで建てる必要があるため、ノウハウを持った職人の存在が重要です。

施工会社の技量で品質が左右されやすい

木の家の3つ目のデメリットは「施工会社の技量で品質が左右されやすい」ことです。

木材は建材として優れている一方でデリケートでもあるため、相応の技量をもってして施工に臨む必要があります。

高い技量を持った職人が在籍している、優れた施工会社を探して仕事を依頼することが重要です。

木材の性質を知ることが「木の家づくり」を成功させるコツ!

木の家を家づくりで検討するにあたっては「木材の性質」を十分に理解したうえで施工に臨むことが重要です。

木の家づくりのノウハウを持った、高い技量と知識を持った職人が在籍している施工会社を探し出し、木の性質を十分に生かした高品質な家づくりを実現してください。

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