レンガの家を建てると後悔する?メリット・デメリット・注意点を徹底解説

レンガの家を建てると後悔する?メリット・デメリット・注意点を徹底解説 こだわりの家づくり

レンガの家は、西洋風の重厚な雰囲気が魅力的な住宅です。しかし、日本でレンガの家を建てる場合には、様々な課題やデメリットがあります。レンガの家を建てると後悔しないためには、どのような点に注意すべきでしょうか?

この記事では、レンガの家のメリット・デメリット・注意点を徹底的に解説します。レンガの家に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

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レンガの家のメリット

レンガの家には、以下のようなメリットがあります。

耐久性が高くメンテナンスが不要

レンガは土や砂を高温で焼成した素材で、腐ることがありません。また、紫外線や風雨に強く、劣化しにくいため、外壁の塗り替えや補修などのメンテナンスがほとんど不要です。年月とともに風合いが増すため、長く住めば住むほど愛着が湧きます。

流行に左右されない

レンガの家は、古くから存在する建築様式で、流行り廃りに影響されません。モダンなデザインやカラーの住宅は、時代に合わなくなる可能性がありますが、レンガの家は50年後も100年後もオシャレな雰囲気を保ちます。

断熱性・蓄熱性・耐火性に優れている

レンガは内部に小さな気泡を持つ多孔質素材で、内部の温度を一定に保つ断熱性と蓄熱性に優れています。そのため、夏は涼しく冬は暖かく過ごせます。また、焼成レンガは耐火性能が高く、火災保険料も安く抑えられます。

耐震性に優れている

レンガの家は地震に弱いというイメージがありますが、近年では「レンガ中空積み工法」という方法で耐震性を高めることができます。この工法は、外壁をレンガで覆うだけでなく、内部に鉄筋コンクリートや木造軸組みを組んで構造体を作る方法です。これにより、重心が低く安定した建物になります。

レンガの家のデメリット

一方で、レンガの家には以下のようなデメリットもあります。

リフォームが困難

レンガはモルタルで接着して積み上げるため、壁面の改装や窓枠の入れ替えなどは大掛かりで費用がかかります。また、レンガ自体も割れやすいため、取り扱いに注意が必要です。

蓄熱性が高すぎる

レンガは8~10時間も続く蓄熱性を持つため、冷房や暖房の効率が悪くなる可能性があります。特に夏場は、日中に熱を吸収したレンガが夜になっても熱を放出し続けるため、室内が暑くなりやすいです。そのため、冷房を強めで長めにかけて、建物全体を冷やさないと快適に過ごせません。

施工業者が少ない

日本ではレンガの家を建てる施工業者や職人が少なく、見つけるのが困難です。レンガの特性を知った上で設計や施工ができる会社である必要がありますが、それに対応できる会社は限られています。

坪単価が高い

レンガは一つ一つ職人が積み上げるため、工期が長くかかります。また、モルタルの乾燥や天候の影響も受けやすいため、工期の延長や中断も考えられます。そのため、人件費や材料費などのコストが高くなり、坪単価も高くなります。一般的には坪単価は70万円以上かかると言われています。

レンガの家を建てるときの注意点

レンガの家

レンガの家を建てるときには、以下のような点に注意する必要があります。

レンガの種類や色をよく検討する

レンガには様々な種類や色があります。例えば、赤レンガ・白レンガ・黒レンガ・茶レンガ・グレーレンガなどです。また、サイズや形状も異なります。例えば、正方形・長方形・角丸・平面・凹凸などです。これらの違いは、外観だけでなく、耐久性や施工性にも影響します。自分の好みや予算に合わせて、最適なレンガを選ぶことが大切です。

レンガの積み方や目地の幅をよく検討する

レンガの積み方や目地の幅も、外観や強度に影響します。レンガの積み方には主に5種類あります。

  • フランス積み:レンガの長い面と短い面を交互に積む方法
  • イギリス積み:長い面と短い面を1段ずつ交互に積む方法
  • 長手積み:長い面のみ表に出る工法
  • 小口積み:短い面のみ表に出る工法
  • 石積み:不規則な形のレンガを自然に積んでいく方法

目地の幅は、細かくすると洗練された印象に、広くすると重厚感のある印象になります。また、目地の色も重要で、レンガと同じ色にすると統一感が出ますし、異なる色にするとアクセントになります。

レンガ以外の素材との組み合わせをよく検討する

レンガ以外の素材との組み合わせも、外観や機能性に影響します。
例えば、

  • 石や木などの自然素材との組み合わせは、レンガの温かみや風合いを引き立てます。また、レンガの重さや硬さを和らげる効果もあります。
  • コンクリートやガラスなどのモダンな素材との組み合わせは、レンガのレトロな雰囲気と対照的な印象を与えます。また、レンガの色や質感を際立たせる効果もあります。
  • サイディングやタイルなどの軽量な素材との組み合わせは、レンガの重量やコストを軽減する効果があります。また、レンガと同じ色や形にすることで、一体感を出すこともできます。

レンガ以外の素材との組み合わせは、自分の好みや予算に応じて選ぶことができますが、レンガの特徴や相性を考慮して、バランスよく調和させることが大切です。

まとめ

以上が、レンガの家のメリット・デメリット・注意点についての解説でした。レンガの家は、日本では珍しい住宅ですが、その分個性的で魅力的な住まいになります。しかし、レンガには他の素材にはない特徴や課題もあります。レンガの家を建てるときには、よく調べて検討することが必要です。

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