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「家づくり」は一生に一度の大切なことですが、残念ながら家づくりに失敗したと後悔する方も多いのが現実です。
先輩たちの失敗談を知ることは、家づくりに後悔しないための方法を学ぶことにつながります。
では家づくりで失敗しないためには、どんなことに注意したらよいのでしょうか?
今回は、家づくりの失敗談をもとに、間取り・収納・設備・土地選び・資金など様々な面での失敗例と対策について解説しています。
他にも、家づくりで後悔したことランキングや流行りの家で後悔した例なども紹介しています。
これから西宮市に新築戸建てを建てたいとお考えの方は、後悔しない家づくりの参考にしてみてください。
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間取りのよくある失敗例と対策
1つ目の家づくりの失敗談は「間取り」に関するものです。
「玄関と浴室を近くに配置すればよかった・・・」
この失敗談のキーワードは「玄関と浴室の距離」です。
どうやらこのご家族には、遊びたい盛りの小さなお子さんがおられるようですね。
子育て経験がおありの方なら容易に想像できると思いますが、庭や公園などで遊んで泥だらけのお子さんをお風呂に入れようとすると、どうしても廊下が汚れてしまいます。
また、犬などのペットを外で遊ばせた後に家の中に入れるのであれば、最低でも足は洗ってあげたいところです。
こうしたニーズがあるにも関わらず、玄関と浴室が遠くに配置されていると、日常的に不便さを感じてしまうでしょう。
動線を意識しないと後悔する
この失敗談の根本的な原因は「生活のなかの動線を意識していなかった」ことにあります。
動線とは、動きの線のこと、生活するうえでさまざまな行動をとりますが、その際の動きを線で表してみると意外なことがわかることもあります。
基本的に、生活の動線は最短距離であることを意識したほうが、快適な住環境であるといえるのです。
間取りで失敗しないためには?
家づくりの間取りの失敗談からわかる対策とは「生活パターンを意識して間取りを考える」ことです。
今回の失敗談のように「玄関から浴室への動線」という意識が間取りの決定時にあれば、玄関と浴室を近くに配置した家づくりができたでしょう。
現在のお住まいでの動線を可視化して、導線が長くなっている部分があれば家づくりに際して意識した間取りをとっておけば、生活の利便性が高まります。
ただし、現在のすまいと間取りが大きく変わってしまう場合、それが意外な失敗をもたらす可能性もあります。
たとえば浴室と玄関が近くなることで脱衣所が玄関から見えやすくなってしまうリスクがありますので、いかにして玄関から浴室方面が見えにくい間取りにできるかといった意識の向け方も重要です。
収納のよくある失敗例と対策
2つ目の家づくりの失敗談は「収納」に関することです。
「ここにも収納スペースを作っておけば・・・」
この失敗談は、脱衣所に収納スペースを作っていなくて後悔した事例です。
たしかに、脱衣所に収納スペースがあれば、タオルなどの浴室関連の品物をすぐに取り出せるスペースを確保できて生活の利便性が高まります。
この失敗談のように、収納スペースをあるべき場所に配置せずに家づくりをしてしまった経験があるケースは少なくありません。
「収納スペースが足りなくなった!」「収納スペースが余ってもったいない・・・」
別の失敗談では、収納スペースはあるものの「過不足」が問題になっているケースもあります。
たとえば「子どもが大きくなって衣類の収納スペースが足りなくなった」とか「広ければ良いと思って大きめに収納スペースを確保したけれど、実際は半分も使っていなくてもったいない」といった事例は少なくありません。
収納で失敗しないためには?
家づくりで収納の問題を回避するためには「ライフスタイルの変化を見据えて収納スペースを考える」ことが重要です。
現在のお住まいで、まず収納は十分なのかどうかを考えて、家づくりの際の参考にしましょう。
そのうえで「子どもが大きくなる」「子どもが独立する」「親と同居する」といったライフスタイルの変化が収納に及ぼす影響を考慮して、将来的に必要になる・不要になることを想定した収納スペースの確保を意識した家づくりで失敗を避けてください。
設備のよくある失敗例と対策
家づくりの3つ目の失敗談は「設備」に関するものです。
「IHクッキングヒーターにすればよかった・・・」
よくあるのが「キッチン」に関する失敗談です。
たとえば「IHクッキングヒーター」「アイランドキッチン」「床下収納」など、キッチンでの家事の利便性を高めることができる設備は数多くありますが、いざ家づくりをしてみるとそのことを忘れていたり予算などの問題で設置できないことがあります。
そして、いざ生活してみると、後になって「●●のほうがよかった」と後悔してしまうのです。
「床下暖房いらなかったなあ・・・」
「床下暖房いらなかったなあ・・・」
1つ目の失敗談では「なかった」ことを後悔していますが、この事例では「設置した」ことを逆に後悔してしまうというパターンです。
便利な住宅設備はさまざまな種類がありますが、必ずしもすべてが生活の利便性を等しく引き上げるというわけではありません。
設置することで家づくりの費用は割増になりますし、設備があることでスペースを使ってしまい、邪魔だと感じることもあるでしょう。
設備で失敗しないためには?
家づくりにおいて設備の問題で後悔しないためには「日ごろから情報をまとめておく」ことと「入念に検討する」ことです。
前者は設備の不足を回避し、後者は無用な設備の設置を避けられます。
たとえば、現在の住まいがガスコンロで「IHって、あこがれるなあ」と感じたら、それをノートにまとめておきましょう。
いざ、家づくりを考える段階でノートにまとめた情報が役に立つはずです。
また、テレビやネット記事、ハウスメーカーがおすすめする設備があったとしても、本当にそれが自身の家づくりにおいて役立つものであるかどうかを検討したうえで、導入を決定してください。
とくに、今まで使ったことのない設備は結果的に必要ないというケースも少なくありませんので、誰かにおすすめされても本当に必要かどうかを入念に検討したうえで導入を決定しなければ後悔する可能性があります。
土地選びのよくある失敗例と対策
家づくりの4つ目の失敗談は「土地選び」に関するものです。
「病院が遠くて不便・・・」
この失敗談では、マイホームを建てた場所が「病院」から離れていて、通院するのに不便であると感じているようです。
土地の場所によっては、何らかの商業施設などが遠く、車でなければ時間がかかってしまうというケースは珍しくありません。
日常的に利用する施設や、緊急時に利用する施設が遠いと、生活の質を下げる要因になることも多いです。
「夜間の治安が不安・・・」
施設までの距離以外だと「治安」について不安に感じている失敗談もあります。
昼間は安全だと感じていても、夜になると街灯が足りなくて人通りも少ないことで、夜で歩くのに不安を感じることも少なくありません。
とくに高校生や大学生のお子さんがいる場合、帰宅が遅くなるケースも多いので親御さんは不安に感じることもあるでしょう。
「川が近くて増水が怖い・・・」
治安だけでなく、立地ゆえの危険性についても不安に感じる失敗談もあります。
たとえば「川の近く」だと大雨の時に増水して床上浸水するのではないかと不安に感じることもあるでしょう。
土地選びで失敗しないためには?
家づくりにおいて土地選びで失敗しないためには「さまざまな曜日・時間帯でしっかりと下見する」ことです。
特定の曜日や時間帯、天候などの条件が変わることによって、土地の実際の住み心地は大きく異なります。
土地の下見は必ず実施するでしょうが、可能な限り条件を変えて何度か下見をすることをおすすめします。
住宅設備などと異なり、土地に関する失敗は取り返しがつきにくいのが厄介です。
失敗して後悔しないためには、さまざまな条件で土地を下見して、本当に住みやすい土地であるのかどうかについて入念に検討しましょう。
資金のよくある失敗例と対策
家づくりに関する5つ目の失敗談は「資金面」での話です。
「ローンが通らずに頓挫してしまった・・・」
よくある失敗談の1つが「住宅ローンを組めなかった」というケースです。
住宅ローンの審査は高額の融資になるため、決して緩めに審査してくれることはありません。
たとえば「収入が少ない」「他社での借り入れがある」といった条件だと、住宅ローンを組めずに家づくりを断念せざるを得ないケースもあるでしょう。
「住宅ローンの返済で生活が厳しい・・・」
他にもよくある失敗談の1つとして「返済の厳しさ」が挙げられます。
住宅ローンは高額の借金になりますので、返済期間は長く、利息だけでも数百万円の負担になるでしょう。
とくに、転職などで収入が減ってしまった場合、返済計画を見直さないと月々の返済で収入の大半を持っていかれてしまい、生活が困窮することも珍しくありません。
「予算が足りなくて●●を諦めないといけなくなった・・・」
他にも「予算不足で希望の設備を導入できなかった」というケースもあります。
予想外の出費があると予算オーバーになってしまい、たとえばIHを導入したかったのにガスコンロで我慢しないといけなくなった、といった事態になるケースも珍しくありません。
資金面で失敗しないためには?
家づくりの資金面で失敗しないためには「入念に資金計画を検討する」ことが重要です。
家づくりには、建築や土地の購入、設備の導入だけでなく、税金などさまざまな費用が発生します。
そうした費用をすべて盛り込んだ資金計画を、早めに練っておくことをおすすめします。
スケジュールに余裕がないと、資金計画に十分な時間を割くことができなくなり、予想外の失敗をもたらす可能性があるのです。
スケジュールに余裕をもって資金計画を検討し、あらゆる費用をきちんと盛り込んだ資金計画で資金面での失敗リスクを抑えてください。
注文住宅は後悔ばかり…どうする?
注文住宅の家づくりについて様々な失敗談から学んでも、やはり住んでみて初めてわかることも多いものです。
昔から「家は3回建てて納得いく家ができる」と言われる通り、いくら勉強しても実際に住んでみると不満は出てきます。
注文住宅を新築したにも関わらず、「もうリフォームしたい」「家に帰るのがゆううつ」という声もたくさんあります。
人生で最も大きな買い物といっても過言ではないマイホームだからこそ、失敗したときの落ち込みが大きいのもわかります。
注文住宅を建てて後悔ばかりをすることになったとき、できることを考えてみましょう。
第三者に話を聞いてもらう
家族や関係業者以外の人に後悔の念を聞いてもらう方法は、意外と使えます。
知恵袋など、ネット上にある不動産関連の質問コーナーを活用するのもいいでしょう。
自分の中でモヤモヤと思い悩んでいた部分も、ほかの人の意見を聞くことで客観的になれたり、励まされて気持ちを切り替えられることがあります。
リフォームする
思い切ってリフォームするのも、後悔から立ち直る手段です。
予算10万円程度の低コストなリフォームなら、気軽に着手できますし、家族の同意も得やすいでしょう。
リフォームで何とかなる部分に関しては、リフォームを検討してはいかがでしょうか。
「流行りの家」で後悔した例
「流行り」「人気」といったワードは、なんとなく「良い」選択をしている感じがしますよね。
でもそれは時に、「自分にとって良い」ものではないこともあります。
ここでは、流行りの家にしたことによる後悔した例を2つ挙げてみました。
ウォークイン収納
「ウォークインクローゼット」や「ウォークインシューズクローク」は、見栄えの良さから憧れを感じる人も多いでしょう。
大容量の収納もできると思われがちですが、実は収納力はそれほどありません。
ウォークイン収納だと、入り口や中央のスペースは動線となるため、収納できないのです。
収納量を多くしたい場合は、ウォークイン収納にしない方が空間を有効活用できます。
吹き抜け
吹き抜けは、開放感や採光性、高級感があってとても魅力的です。
しかし吹き抜けには、温度、におい、音の問題があります。
吹き抜けがあることによって、空気の性質から「夏は2階が暑く、冬は1階が寒い」という現象が起こります。
またキッチンのにおい、会話や生活音などの音も、吹き抜けを通って部屋全体へ広がりやすいです。
流行りの家に惑わされず、自分にとってのメリット・デメリットを考慮して家づくりに反映させましょう。
家づくりで後悔したことランキング4選
家づくりでの失敗の例は数々ありますが、結局どんな後悔が多いのか気になりますよね。
ここでは、家づくりで後悔したことをランキング形式でまとめました。
1位 お金に関する失敗
マイホームで理想を叶えるため、住宅ローンをギリギリのラインで組んだ結果、生活の維持が厳しい状況になる人は多いようです。
また、想定外の工事があり、予算を確保できていなかったという失敗例もあります。
余裕をもった資金計画の重要性がわかります。
2位 間取りに関する失敗
リビングを吹き抜けにしたことへの後悔、コンセントの配置が少なかったことで家中延長コード、といったような、不便を招く間取りになる後悔例も多数あります。
3位 依頼先選びに関する失敗
家づくりを依頼するパートナー選びも、とても重要です。
特に比較もせず、知名度や雰囲気などからなんとなく依頼先を選んでしまったことで、あとになって依頼先の問題点が出てくることがあります。
4位 土地に関する失敗
土地選びでの失敗例も多くあります。
近隣の音が気になる、土地が狭すぎる・広すぎる、水はけが悪い土地だった、など、土地の周辺環境や土地自体の条件が良くなかったという例が多いです。
家づくりに疲れたときの対処法2選
結婚する時にマリッジブルーになったり、妊婦がマタニティブルーに陥るように、家づくりでもマイホームブルーになることがあります。
主な原因を2つに絞り、対処法をご紹介していきます。
原因1:決め事の多さ
予算決め、土地探し、間取り、内装・外装の素材や色決め、キッチンやお風呂のメーカー、住宅ローンのプランなどなど、家づくりではたくさんのことを一つずつ選択していかなければならなりません。
あまり迷いなく決められる場合はいいですが、選択肢が多くて悩んでしまいがちな方にはストレスとなり、疲れてしまいます。
性格や考え方に起因する部分が大きいですが、家づくりにおいて悩むのは仕方ないことです。
そんな方には、提案型の打ち合わせスタイルがおすすめです。
何冊もカタログを渡されてその中から選ぶ、というような受け身型の打ち合わせだと、施主側の負担が大きくなります。
決め事一つひとつに丁寧なサポートをしてくれる建築会社を選びましょう。
原因2:将来への不安
家づくりでは、多額のお金が動きます。
マイホームの夢が叶ってうれしい反面、ちゃんと返済ができるのかという不安が芽生え、やがて家づくりに疲れてしまいます。
そんな方は、住宅ローンのプランを慎重に決めるといいでしょう。
死亡保障だけでなく、ガンや高度障害に備えられるプランなど様々あります。
将来に備えることで、家づくりの不安を少しでも解消しましょう。
注文住宅で選んではいけない仕様!?
注文住宅は、各家庭の生活スタイルや家族構成によって、選ぶものが異なります。
そのため、家の仕様に関しても「選んではいけない」という選択肢は決してなく、あくまでも個人の考えになる部分が大きいです。
ここでは、注文住宅で選んではいけないと話題になっている仕様についてご紹介します。
アクセントクロス
アクセントクロスとは、お部屋のクロス(壁紙)の一部に違う色や柄を取り入れたものを指します。
アクセントクロスによって、部屋の印象を一変させることができます。
しかし、シンプルな壁紙にしておいて余白を残しておけば、後で自分の好きなように作り上げることも可能です。
和室
これは生活スタイルによりますが、和室スペースをなくすことで、より間取りが広くなり、見た目の開放感が変わります。
または、和室をなくして収納スペースを増やす、という案もありかもしれません。
「和室あり」と「和室なし」のパターンで設計してもらうと、イメージが掴みやすくなります。
ウォークインシューズクローク
収納に便利なウォークインシューズクロークですが、ウォークインは人が歩くスペースであるため、その面積がもったいない、という見方もあります。
アウトドア用の大きな荷物がある場合は、外部収納を作る案も検討してみましょう。
家づくりの失敗で鬱になる「新築ブルー」とは?
新築ブルーとは、マイホーム建築中や新築住宅入居後に、家が原因でうつのような症状に見舞われてしまうことです。
新築の家を購入し、幸せなマイホーム生活を送れると思いきや、大後悔してうつになってしまう人もいるのです。
建築前に気づかなかったマイナス点によって不満や不安が大きくなり、精神科に通うほどひどくなるケースもあります。
そんな新築ブルーに陥ってしまった時、できることをご紹介します。
今もっているものに目を向ける
家を買ったという事実で後悔する人は、住んでみてわかった悪影響や不便さに目を向けています。
しかし「新築住宅を買った」という事実は、マイナスなことばかりではないはずです。
たとえ「失敗した」と感じても、失敗から得られたことがあるなら、それは人生の学びでもあります。
今もっているものに改めて目を向けてみると、気づくことがあるかもしれません。
他の可能性を探す
マイホームの騒音でうつ病を発症したが、家を売却したことでうつ病が徐々に回復していった、という例もあります。
または、家を賃貸にして家賃収入を得る方法もあります。
「新築の家を売るなんて…」と後ろめたさを感じる必要はありません。
思い切った選択も、後悔から立ち直り、自分を守るための方法です。
家づくりで失敗しないために失敗例から学ぼう!
大切な家づくりで失敗するリスクを抑えるためには、過去の失敗談を参考にして、同じ失敗をしないように心がけることが重要です。
失敗談はさまざまなジャンルがありますので、とくに家づくりで力を入れたい部分の失敗談を参考にして、後悔しない家づくりを実現してください。
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