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家族が増えたり、賃貸住宅の更新時期が近づいたりすると、家づくりについて考えるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも、家づくりを始めるにはどうしたらいいのでしょうか?
まずは気になる条件の物件の情報収集から始めてみるのはどうでしょうか。住みたい場所や予算、間取りや設備など、住まいに求める条件を明確にしておくと、物件探しがスムーズになります。
この記事では、理想の家づくりを実現させたい方のために、家づくりのための情報収集のポイントや資金計画、家を建てる際の流れなどについて解説していきます。
記事の最後には家を建てるための「やることリスト」もまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
西宮市の不動産で理想の家づくりを実現しましょう!
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家づくりのはじめの一歩は、情報収集から!
まず、はじめに取り掛かるのは情報収集です。
インターネットやSNSで、自分の理想に近い家の画像を探してみましょう。
なかでもインスタグラムには、家の外観やインテリアの画像が大量に投稿されているので、家づくりの参考になるのではないでしょうか。
「あなたや家族がどんな家に住みたいか」を考え、家族で理想の家づくりについて具体的に話してみましょう。
はじめにイメージした家族それぞれの希望が、少しでも実現できるような家づくりを考えていきたいですね。
情報収集ではこんなことに気を付けよう
無料で手軽に利用できるインターネットやSNSですが、あまりに膨大な情報量に戸惑ってしまうかもしれません。
家づくりをはじめたばかりの段階では、情報を取捨選択することが難しいのです。
余計な情報に触れず、基礎的な知識を得るには不動産カタログや住宅関連の本を参考にするほうが良いでしょう。
インターネットなどと比べると、情報がしっかりとまとまっていて、信頼性も高いです。
ただし、ここでも注意しておきたいことがあります。
不動産カタログでは、特定のメーカーを推していたり、広告ばかりで有益な情報がほとんど掲載されていない場合があります。
また、住宅をめぐる制度は改正されることも多く、給付金や利用できる控除が年度をまたぐと変更してしまうことがあります。
本を読んで情報を集める場合は必ず出版年を確認し、最新情報は自分自身で再度確認することが大事です。
出版されている本なら安心と思っていても、掲載されている情報の鮮度が落ちてしまっていては意味がありません。
正しく確実な情報を得るためには、カタログや本で確認した内容が最新のものか?といった視点も忘れないようにしましょう。
ある程度家づくりの方向性が固まってきたら、モデルハウスや住宅展示場に足を運んでみるのもおすすめです。
はじめに画像や情報だけでイメージしていたものが、実際の家づくりではどうなっているのかを体感できるでしょう。
何度かモデルハウスや住宅展示場に通ってみることで、家づくりのイメージや流れがどんどん固まっていくことが多いです。
しかし、モデルハウスなどは基本的に追加費用がかかるようなオプションをつけていたり、少し広めに作られていたりするもの。
素敵な空間に憧れが増し、欲張ってしまうとどんどん費用が膨らんでいきます。
参考程度に留めておこうという気持ちも必要ですね。
また、住宅関連イベントやセミナーを開催しているハウスメーカーもあるので、こちらを利用するのも手です。
「はじめにすること」「土地の探し方」「家具・照明について」など、さまざまな専門家が相談にのってくれます。
気になっていることを質問できる良い機会なので、活用していきましょう。
この際、名簿などに電話番号を書いてしまったために営業連絡の多さに悩まされてしまう場合もあります。
もちろん、案内の連絡をもらうことで家づくりを効率よく進められることもあるでしょう。
一方で、検討段階にも関わらずたくさんの営業連絡は困ると感じる場合は、不必要に個人情報を書かない方が安心です。
勤務先や年収などを伝える場合は、一旦考えてみるようにしましょう。
家づくりの予算を決める!資金計画は早めが吉
家づくりと予算決めは切っても切れない重要な関係です。
家を建てる資金は「自己資金+住宅ローンなどの借り入れ」でまかないます。
自己資金には自分たちの貯蓄のほか、取り崩せる有価証券や両親・祖父母からの資金援助も含むことができます。
貯蓄と援助金を合わせた自己資金で、物件価格の20%から30%程度が良いとされています。
そして、残りの70%から80%を住宅ローンなどの借り入れをおこない物件を購入するイメージです。
まずは自分たちの貯蓄などを確認して、頭金が出せるかどうかを検討しましょう。
注意することとしては、住宅ローンを利用したとしても、現金で支払いをおこなう諸費用も必要になる点です。
住宅ローン手数料、登記費用、印紙税、地鎮祭費用、上棟式費用、引っ越し費用などは現金で支払いをおこないます。
物件価格だけではなく、初期諸費用を考慮することも忘れないようにしましょう。
住宅ローンには大きく三種類があります。
「民間銀行」「公的機関」「フラット35(民間と公的機関のコラボレーション)」による融資です。
審査条件や貸付金利を考慮して、有利な融資を受けるようにしましょう。
家を建てたいと思ったらやることの流れ
家づくりのはじめの一歩は「情報収集」だとお伝えしました。
その後はどうしていけばいいか、家が建つまでの流れを見ていきましょう。
- モデルハウス見学
- 建設会社選び
- 土地探し・購入
- 設計・見積依頼
- 契約
- 住宅ローン申込
- 工事開始
- 住宅完成・引き渡し
この流れが一般的です。
情報収集から住宅引き渡しまでの期間は、大体8ヶ月~1年3ヶ月が目安と言われています。
中には6ヶ月で引き渡しに至る人や、2年以上かかる人もいます。
家を建てたいと思ったら、引き渡しの希望日を決め、そこから逆算して行動していくといいでしょう。
資金計画が心配な人や、家づくりのこだわりが多い人は、早めに家づくりの計画を立てると安心です。
家を建てたいけどお金がない人のための家づくり方法
「家を建てたいけどお金がない」と思うかたもいるでしょう。
単刀直入に言うと、自己資金0の状態では家を建てることはできません。
たとえ住宅ローンが契約できたとしても、諸費用を現金で支払う場面が出てきます。
家を建てるには以下の2つの条件が必要です。
- 物件価格の1割程度を現金で用意すること
- 6ヶ月分の生活費・ローンに含めない費用を準備すること
不動産売買契約には、手付金と呼ばれる費用が必要で、それは現金で1割ほど必要になります。
また、病気やけがで働けなくなるリスク、住宅完成後に支払わなければならない税金などの資金も考えて、費用を準備しておく必要があります。
両親に援助してもらうことができれば可能ですが、そうでなければ自己資金を貯めることから始めましょう。
中古の格安物件を検討するものいいかもしれません。
家を建てるのにかかる費用はどのくらい?
2020年度に住宅金融支援機構が行った調査によると、一軒家(注文住宅)を建てる予算の全国平均は3,534万円でした。
また、既に土地がある場合と土地がない場合とで、全国平均で約860万円も費用相場に差がありました。
既に土地がある方なら、資金1,000万円でも新築の家を建てることができた例もあります。
全国平均である3,500万円の家を建てる場合、返済と年収の目安がどれくらいか調査してみました。
3,500万円の住宅ローンを35年で組むと、月々の返済額は約11万円になります。
また、3,500万円の住宅ローンを借りて、安定的に返済できる年収の目安は450万円以上が理想とされることがわかりました。
上記はあくまで目安であり、金利プランや返済期間次第では450万円以下の年収でも住宅ローンを組むことは可能です。
家庭の状況によりますので、返済に関する様々な要素を考慮し、無理なく返済できる計画を立てることが大切です。
土地がある場合、家を建てる手順は?
土地ありの状態で注文住宅を建てる場合は、大まかに以下のような流れになります。
- 予算検討・イメージづくり
- 建設会社選び
- 設計・見積依頼
- 工事請負契約
- 工事開始
- 住宅完成・引き渡し
土地がある場合は、「土地の決定・購入」を除くスケジュールになります。
家づくりでは契約段階の方が時間がかかるケースが多いため、土地がある場合は「土地決定」にかかる時間を短縮でき、完成スケジュールが早まります。
ただし、親の土地を使う場合は状況によって贈与税や相続税が発生するため、注意しなければなりません。
また土地ありの状態で、今ある家を取り壊して家を新築する場合であっても、地盤調査は必ず必要です。
地盤調査の費用相場は異なりますが、100万円以上かかることもあります。
事前に予算を組んでおきましょう。
家を建てる前の儀式はなに?
家を建てる前の儀式は「地鎮祭」と呼ばれています。
工事着工の前に、その土地の神様に建築工事中の安全を祈願する儀式です。
地鎮祭にはお供え物や儀式で使用する笹竹、白木のクワ、砂などが必要ですが、近年では建築会社や神主が用意してくれることも多くなってきています。
お酒や果物、野菜などの準備が必要な場合でも、1万円以内で収まるでしょう。
あとは3~5万円の初穂料を準備しておくだけです。
地鎮祭当日の服装はスーツが無難ですが、普段着での出席者も増えています。
ただし、派手な格好や露出は避け、清潔感のある服装にしましょう。
ちなみに、地鎮祭は全国的に浸透している風習ではありますが、義務ではありません。
時代の変化によって、執り行わない人も増えているのが現状です。
土地なしの場合、家を建てる費用はどのくらい?
土地なしの状態で家を建てる場合、土地の購入資金も必要となるため、土地ありの場合よりも費用がかかります。
2020年度のフラット35利用者調査によると、土地なしの状態で家を建てる費用の平均額は以下の通りでした。
- 全国平均:3,534万円
- 首都圏:3,808万円
- 近畿圏:3,746万円
- 東海圏:3,606万円
- その他の地域:3,356万円
全国平均をみると、土地代を合わせて3,500万円程度かかることがわかります。
費用をできるだけ抑える方法として、優先順位を決めることが大切です。
立地、広さ、間取り、設備など、家づくりをする上での理想をすべて取り入れると、あっという間に予算オーバーになってしまうことが考えられます。
優先度の高いもの・低いものを考慮した上で家づくりを進めることで、予算オーバーすることなく、後悔のない家づくりができることでしょう。
家を建てるためのやることリスト!
家を建てるとき、やることリストがあれば家づくりがよりスムーズになります。
ここでは、家を建てる際の流れに沿って、やることリストをまとめました。
ぜひ参考にしてください!
1.情報収集~予算決定
- 住まいの理想を整理する間取り、デザイン、設計の優先順位を決める
- インターネットで情報収集する
- モデルハウス見学でイメージを固める
- 用意できる自己資金を確認する
- 住宅ローンのシミュレーションをして、予算を決定する
2.土地探し~建築会社選び
- 不動産屋に相談しながら土地を探す
- 実際に土地へ行き、土地や周辺環境を確認する
- 土地の敷地条件を確認する
- 求める条件の家が建てられるか、敷地調査を行う
- 建築会社の情報収集をする
- 気になる建築会社に相談をしてみる
3.設計~契約
- 間取りや設備などの優先順位を家族と話し合う
- 建築会社に希望を伝え、設計プラン・見積書を出してもらう
- 見積書の詳細を見ながら、間取り・設備を再検討する
- 土地の重要事項説明を受け、土地売買契約を締結する
- 手付金を支払う
- 工事請負契約書・見積書・設計書など書類内容を確認する
- 建築請負契約を締結する
- 必要な借入額を決定する
- 住宅ローンの返済プランを決定する
- 住宅ローンの事前審査・本審査を行い契約を締結する
4.住宅ローン審査~引き渡し
- 地鎮祭・上棟式の確認をする
- 工事前に近隣へあいさつ回りをする
- 建築工事の見学に通う
- 完成時の建物の最終確認・修繕依頼
- 引き渡し
まとめ
今回は、家づくりを考えたときはじめに行動することをご紹介しました。
一番大事なことは、「家族で話し合ってイメージを固めていく」ことです。
早い段階で条件の洗い出しや、物件の情報を集めておくと家族で話し合う時間も有効活用することができます。
これからの家族の生活スタイルを考えながら、家づくりを進めていきましょう。
そして、イメージが明確になってきたら、予算も考慮しながら優先順位をまとめていきましょう。
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