ペアローンで注文住宅を建てるメリット・デメリットとは?

ペアローンで注文住宅を建てるメリット・デメリットとは? 家づくりの注意点!流れを添えて

本ページはプロモーションが含まれています

注文住宅は自分たちの理想の住まいを実現できる魅力的な選択肢の一つですが、費用面での悩みも多いと思います。

そこで、共働き夫婦におすすめなのがペアローンです。
ペアローンを利用すれば、注文住宅の資金繰りがスムーズになる可能性が高まります。

しかし、ペアローンにはデメリットもありますので、注意点も把握しておきたいところです。

そこで今回は、ペアローンの基本情報から、ペアローンで注文住宅を建てるメリット・デメリット、そしてペアローンを組む際の注意点について解説しています。

伊丹市の不動産をお探しの方で、注文住宅を検討中のご夫婦は、ぜひこの記事を参考になさってください。

広告

伊丹市の不動産情報は株式会社アクロスコーポレイションへご相談ください。

伊丹市の不動産をお探しなら ≫

ペアローンとは?

ペアローンとは?

ペアローンは、夫婦それぞれが住宅ローンを契約し、一つの物件の資金として利用する借入方法です。

住宅ローンでよくあるケースは、夫名義で契約し、妻が連帯保証人になる、という契約1本の方法ですね。

ローン申込人(債務者)も、建物の名義人も夫のみ、というケースです。

一方ペアローンでは、夫婦それぞれがローン契約をするため、契約が2本になります。

そのため夫婦それぞれが、お互いの住宅ローンの連帯保証人となります。

こうしたペアローンの仕組みが、注文住宅を建てる際に大きなメリットをもたらすのです。

ペアローンで注文住宅を建てるメリット

注文住宅の見積額が高額になった場合、ローンの審査が通らないケースもあります。

マイホームという大きな夢だからこそ理想を叶えたいのに、審査が通らないこととなってしまうのは悲しいですよね。

ここからは、ペアローンで注文住宅を建てるとどのようなメリットがあるのかをご紹介します。

借入額が増える

借入額が増える

ペアローンを利用すれば、契約1本のローンとは違い、一人では借入できない金額を借りることができます。

先述の通り、注文住宅を建てる際に見積額が高くなると、一人分の収入では資金繰りがうまくいかない可能性もあります。

せっかく一生に一度のお買い物なのだから、妥協したくない!と思うこともあるでしょう。

融資の幅が広がることで、理想通りの注文住宅を建てることにつながるでしょう。

住宅ローン控除が夫婦それぞれに適用される

住宅ローンを契約すると、10~13年間(入居した年月日等により控除期間が変わる)にわたって所得税や住民税を差し引かれる「住宅ローン控除」という制度が適用されます。

ペアローンを組むことによって、夫婦それぞれに住宅ローン控除が適用され、節税効果が期待できます。

夫婦それぞれが正社員で収入も同程度であれば、控除が最大限に利用できます。

夫婦で合わせると還付される金額が大きくなるのも、ペアローン活用のメリットといえます。

金利プランを分けてローンを組むこともできる

契約1本の住宅ローンだと、金利プランもおのずと1つを選ぶことになります。

ローンにはそれぞれ特徴があって、どのプランにするのがいいのか悩むこともありますよね。

ペアローンにした場合は、夫婦で金利プランを分けられるのもメリットになります。

例えば、返済割合の大きい夫の住宅ローンは長期返済・固定金利プランで組み、妻の住宅ローンは低金利・短期返済できるようなプランにすることも可能です。

効率の良い返済計画を立てることで、生活費の心配もなく、新築住宅に入居後も安心して暮らすことができるでしょう。

ペアローンで注文住宅を建てるデメリット

ペアローンで注文住宅を建てるデメリット

借入額が増える、二人で控除を受けられるなどのメリットがある一方、ペアローンにはデメリットもあります。

ペアローンはデメリットを踏まえたで契約しなければ、不測の事態によって日々の暮らしに影響を与えることにもなりかねません。

ペアローンで注文住宅を建てるとどのようなデメリットがあるのかも、一緒に学んでいきましょう。

退職や離婚時に返済リスクが高まる

まず一つ目は、夫・妻のどちらかが退職した場合に、返済リスクが高まる点があげられます。

ペアローンによって高額融資を受けられたとしても、あくまで二人の収入があっての返済計画です。

どちらがか退職によって収入が減少した場合、一人の収入で返済するのは難しくなってしまうでしょう。

また、住宅ローン契約をしたあとに離婚となってしまうのも問題になります。

ペアローン契約後に家を売却するには、双方の合意が求められたり、一定の条件をクリアする必要があります。

そのため離婚時ともなると、家の売却はハードルが高くなってしまうでしょう。

売却せずに夫婦どちらかが住み続けることになると、支払い義務を一人で追うリスクもあります。

ペアローンを契約後の離婚は、売却も難しい、夫婦どちらかに支払いの負担がかかることを考えると、トラブルに陥る可能性が高いです。

諸費用が増える

ペアローンのデメリットとして、諸費用が増えてしまうという点も挙げられます。

住宅ローンを組む際には、印紙代、抵当権設定登記費用、司法書士や税理士への報酬など様々な諸費用がかかります。

この諸費用は、住宅ローンを組む手続きの過程で発生するため、契約2本であるペアローンであれば2倍かかることも覚えておきましょう。

生活に負担がかかる可能性がある

ペアローンによって借入額が増えることは、メリットである反面デメリットになることもあります。

一人分の収入では借入できない金額を借りるということは、世帯全体としてみると高額な借金をしていることになりますよね。

その結果として、生活費にゆとりがなくなってしまったり、返済が難しくなることもあり得ます。

ペアローン契約時は、生活に負担がかからないかを事前にシミュレーションしてみましょう。

ペアローンを組むときの注意点

ペアローンを組む際には、メリット・デメリットの他に、注意すべきポイントがあります。

ペアローンを組むときの注意点も押さえておきましょう。

万が一のこと考える

ペアローンを組んだあと、夫婦どちらかに万が一のことがあった場合、死亡した方のローンは完済されます。

しかしもう一方のローンは返済義務があるため、ローンの残額を支払い続けることになります。

そもそもローン契約は、それぞれの収入に見合った返済計画を立てるので、自分のローンだけ返済するのであれば一見問題ないようにも見えます。

ですが幼いお子さんがいた場合はどうでしょうか?

仕事の勤務時間を減らすことになり、収入が減少してしまい、生活が立ち行かなくなるかもしれません。

一人で子育て・家事・仕事を担っていくことになるので、死亡保障等が充実した生命保険に加入するなど、夫婦になにかあった場合でも生活できるよう対策しておく必要があります。

建物を共有名義にする

ペアローンを組んでいれば、夫婦それぞれ住宅ローン控除が適用されることをメリットの章でお伝えしました。

ただ、住宅ローン控除を受けるためには、建物の所有者となる必要があることを忘れてはいけません。

夫婦どちらかが建物、どちらかが土地を所有しているといった場合、土地の所有者は住宅ローン控除の対象外になってしまいます。

住宅ローン控除を受けるには、建物を共有名義にしましょう。

ただし、共有名義にすると相続の際に複雑になるなどのデメリットもありますので、共有名義の注意点も知っておくと尚いいでしょう。

デメリットを理解してペアローンを利用しよう!

注文住宅でペアローンを上手に活用できれば、なにかとメリットがあります。

しかしデメリットもありますので、しっかり理解した上で利用したいですね。

憧れの注文住宅を建てたい!という方は、ぜひペアローンも検討してみてくださいね。

広告

伊丹市の不動産情報は株式会社アクロスコーポレイションへご相談ください。

伊丹市の不動産をお探しなら ≫

タイトルとURLをコピーしました